粟津ケンさんよりご案内をいただきました。
特別な場所での特別なイベントです。ぜひ!!

以下、ご案内いただいたイベントの概要です。

粟津潔邸は美術館でもなく、またギャラリーでもありません。
ここは全ての人に開かれた現代の「芸術実践場」の姿を目指して、しばらくの期間、実験的に展開してゆく予定です。

粟津潔邸は1972年に建てられました。
設計は原広司。
およそ20年、休眠していた粟津潔邸
その「家」は、今年になって建設当時の姿になり、「再誕生」しました。
光と影の動き、風の流れ・・・圧倒的なアウラがこの空間に蘇りました。
その後、「住宅遺産トラスト」とこの粟津邸を公開すると大きな反響がありました。

粟津邸とは…

「住宅遺産トラスト」サイト
https://hhtrust.jp/hh/awazu.html

「窓研」に謙哉された粟津邸の記事
https://madoken.jp/series/19828/?fbclid=IwAR1qYWWRmsPkMyjonjk4ypKxQV9jwEjKrwRf9RUr-X-EFlsZurx7U3-KvmA

2023年、「再誕生」した粟津潔邸。
原広司の思想と魂の形、そこにまた別の魂が摩擦し、交差します!
今、この世界を見据えた展示になります。

粟津潔
笹久保伸=秩父前衛派

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尚、12月17日(日)午後2時より、オープニング・イベントとして笹久保伸&青木大輔=秩父前衛派によるパフォーマンスを行います。
粟津邸初のコンサートになります。
何か起こるか、この二人の圧倒的演奏者により、この空間ならではのものになるはず。

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2023-2024 特別展 at 粟津潔邸 AWAZU HOUSE
『ANTI-WAR 反戦』
天使とダイナマイト
ANGELS AND DYNAMITES
粟津潔
笹久保伸=秩父前衛派
その他、この家に残された芸術作品による

会期:2023年12月16日(土)〜2024年1月28日(日)
毎週土曜・日曜日のみ開場(但し12月31日は休み)
時間:11:00~16:00
入場料:1,000円 ※現金のみ(但しライヴのある日は2,000円)
※予約不要
会場:粟津邸 神奈川県川崎市多摩区南生田1-5-24
小田急線「読売ランド前」駅より徒歩約15分 /「生田」駅よりタクシーで約7分

問い合わせ:
E-mail: kenawazu[at]gmail.com
Tel: 090-4754-2254

LIVE AT THE AWAZU HOUSE (予約不要です)

笹久保伸 青木大輔=秩父前衛派 
12月17日(日)14時スタート 料金:2,000円(入場料金含む) 
※予約不要

Ayuo
1月7日(日)14時スタート 料金:2,000円(入場料金含む)
※予約不要
(内容、日程は変更する場合があります。最新情報は以下インスタより)

https://www.instagram.com/ken_soul_ken/

粟津潔(あわづきよし)
1929年東京都生まれ、2009年神奈川県川崎市にて逝去。独学で 絵・ デザインを学ぶ 。1955年、作品《海を返せ》で日本宣伝美術会賞受賞。戦後日本のグラフィック・デザインを牽引し、さらに、デザイン、印刷技術 によるイメージの複製と量産自体を表現として拡張していった 。1960年、建築家らとのグループ「メタボリズム」に参加、1977年、サンパウロ ・ビエンナーレに《グラフィズム 三部作》を出品。1980年代以降は、象形文字やアメリカ先住民の岩絵調査を実施。イメージ、伝えること、ひいては生きとし生けるものの総体のなかで人間の存在を問い続けた。その 表現活動の先見性とトータリティは、現在も大きな影響を与えている 。

秩父前衛派 / Chichibu Avantist)
秩父前衛派はペルーから帰国した音楽家の笹久保伸を中心に埼玉県秩父市 にて始まったアートコレクティヴ。秩父の民俗・文化人類学、歴史・郷土史、民間伝承・民謡・地域性・ムラ・環境などを独自に調査。秩父地域 が持つ根源的な前衛性、呪術性、神話性を再発見した笹久保伸は自らの 足元を掘り、アイデンティティに問題意識を持つようになる。地域調査 を 第一フィールドとし、第二フィールドを作品という形でアウトプットする 活動を続けてきた 。近年は破壊される秩父の神の山「武甲山」を取り巻 く環境問題にフォーカスした作品を制作している 。

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Ayuo(高橋 鮎生)
ギター、歌、弦楽器、英語作詞・作曲。ニューヨークでイラン系アメリカ 人の義父と日本人母のもと英語環境で17歳まで育ち、60年代後半のアメリカ文学、アート映画、実験音楽に影響を受けた。18枚のソロ アルバムを JVC、ミディ、Tzadikなどの日米のレーベルで発表。坂本龍一、 ジョン ・ゾーン他、多くのアーティストと共演。中世の神話や近年の文学も題材 にして作品を創り続ける。2018年初の著作「アウトサイド・ソサエティ 」(月曜社)を書籍とCDで発売。2020年、Ayuoの曲『ながれる』を含 んだアルバム『環境音楽』は米グラミー賞にノミネートされた。近年の 作品は ayuo.bandcamp.com で発表。原広司の作品にも過去複数回音楽 を提供している。

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制作/KEN
協力/住宅遺産トラスト https://hhtrust.jp