SETENV(セットエンヴ)

2002年より、美術・大学・企業メセナ等を中心とした様々なウェブサイトを制作。同時に、音楽・美術を中心としたプロジェクトの企画・制作(制作協力)を行っています。

設立以来、公的機関、芸術文化団体、教育機関、企業のさまざまな現場と密接に関わり、「コト」を深く多面的に掘り下げ「編集」してきました。コンテンツの本質を把握し、現場に伴走し続けることを重視し、一過性ではないアプローチを常に心掛けています。

「Variations on a Silence─リサイクル工場の現代芸術」(2005年)の企画として開催された、クリスチャン・マークレー氏とフロー・カウフマン氏による、ターンテーブルとレコードカッターを駆使したコンセプチュアルなパフォーマンス「タブラ・ラサ」
撮影:澁谷征司

創造・表現に最適な環境をクリエイティブに設定する

SETENV は、芸術創造・表現活動のよりよい環境を設定し、文化活動のありかたや芸術と社会の関係性を更新することを目指すクリエイティブチームです。

音楽、美術、建築、映画、文学、批評…文化・芸術好きの若者が邂逅し、2000年代初頭に誕生。
情報掲示板やギャラリーなどのサイト制作から活動をスタートしました。

2005年に開催した、企画からキュレーション、設営、広報までプロジェクトに関わる一連の業務を担当した「Variations on a Silence─リサイクル工場の現代芸術」によって、私たちは「芸術を通して見る社会への視線」をより強く意識しました。同時に、芸術・文化に携わる方々をサポートすることで、社会における芸術・文化の意味や価値が人々に伝わり、結果としてよき社会を形成することにつながるのではと考えるようになりました。

以来、メンバーそれぞれの専門性や技術を活かし、様々なプロジェクトの「環境を設定する(SET+ENVIRONMENT)」事業を行っています。
とりわけ、ウェブサイトのディレクションや運用、イベントや映像・配信の企画制作を得意とし、芸術・文化を中心に、数多くのプロジェクトに携わっています。

Woks→

「3-part in(ter)ventions」(2009年)でパフォーマンスする大友良英氏
撮影:澁谷征司

会社概要

法人名 株式会社SETENV
代表者 入江拓也(代表取締役)
メンバー 井上亮(取締役)/長澤信太(取締役)/二瓶剛/吉田裕一
創立 2000年11月
設立 2011年2月7日
資本金 1,000,000円
所在地 〒113-0021 東京都文京区本駒込3-32-4 駒込Y’sビル2F
電話番号 03-5832-9559
主な事業内容
  • ウェブサイト構築のディレクション、コンサルティング、メンテナンス
  • 映像制作、配信事業のディレクション、プロデュース
  • 各種イベントのプロデュース、企画、制作、コンサルティング、アテンド
  • 文化・芸術活動に関する冊子や書籍等の編集、翻訳

取引先

【美術館・ギャラリー・文化施設 等】
NTTインターコミュニケーション・センター/(公財)小田原文化財団/(公財)神奈川芸術文化財団[KAAT 神奈川芸術劇場/[神奈川県⺠ホールギャラリー]/(公財)金沢芸術創造財団[金沢21世紀美術館]/SCAI THE BATHHOUSE/(公財)せたがや文化財団[世田谷パブリックシアター]/(有)高橋龍太郎事務所[高橋龍太郎コレクション]/(公財)千葉市教育振興財団[千葉市美術館]/(公財)東京都歴史文化財団[東京都現代美術館]//HAGIWARA PROJECTS/(公財)ミモカ美術振興財団[丸亀市猪熊弦一郎現代美術館]/(公財)山口市文化振興財団[YCAM]/WAKO WORKS OF ART

【文化機関・芸術団体・その他組織】
(特非)Art's Embrace/(特非)アートNPOリンク/(特非)アルファルファ/上野文化の杜新構想実行委員会/(公社)企業メセナ協議会/(特非)芸術家と子どもたち/(特非)トリトン・アーツ・ネットワーク/(公社)日本オーケストラ連盟/(公財)日本財団/(特非)向島学会

【芸術祭・アートフェスティバル】
札幌国際芸術祭実行委員会/東アジア文化都市2018金沢実行委員会/ヨコハマ国際映像祭2009 CREAM/「隅田川 森羅万象 墨に夢」実行委員会 [(公財)墨田区文化振興財団]

【行政・公的機関】
(独)国際交流基金/(公財)東京都歴史文化財団[アーツカウンシル東京]/(独)日本スポーツ振興センター/日仏会館・フランス国立日本研究所/ブリティッシュ・カウンシル

【教育機関・学会】
青山学院大学/青山学院大学総合文化政策学会/学習院大学/関西大学/京都大学/千葉大学/筑波大学/東京工業大学/東京大学/東京理科大学/日本女子大学/日本建築学会/日本生命倫理学会/表象文化論学会

【企業】
アサヒビール(株)/NTTコムウェア(株)/(株)オフィス宮崎/共同エンジニアリング(株)/(株)共同建築設計事務所/(一社)共同通信社/(株)水声社/(株)Sports Culture Development/第一合成(株)/(株)ディスクユニオン/トヨタ自動車(株)/(有)ヒロタデザインスタジオ/ピースリーマネジメント(有)/(同)文化星人/森ビル(株)/ヤマハ(株)/(株)ラボラトリーズ/(株)リクルートホールディングス/(株)リーテム

*五十音順/敬称略(これまでの取引先も含む)

沿革

2000年11月 各種イベント情報を提供する掲示板[BBS]を開設
2002年 ウェブサイト制作業務を開始(SCAI THE BATTHOUSE、WAKO WORKS OF ART 等)
2003年 トヨタ・アートマネジメント講座名古屋大会(主催:トヨタ自動車株式会社)ウェブサイト制作
2004年 ネットTAM(主催:トヨタ自動車株式会社)立ち上げにウェブサイト制作・運用で参画(〜現在)
2005年 アートプロジェクト「Variations On a Silence ― リサイクル工場の現代芸術」開催
2007年 「トヨタ・アートマネジメントフォーラム 2007」事務局の一員として関わる
2008年
  • 「YAMAHA TENORI-ON Launch Event in Tokyo」制作協力・運営
  • 「トヨタ芸術環境 KAIZEN プロジェクト 公開プレゼンテーション大会」協働として関わる
2009年
  • ヨコハマ国際映像祭2009:CREAM フォーラム、「3-part in(ter)vention」制作・運営
  • (公財)神奈川芸術文化財団の美術展にウェブサイト制作等で関わる(〜現在)
    *神奈川県民ホールギャラリー、KAAT 神奈川芸術劇場(2014年以降)/キュレーター:中野仁詞氏
2011年
  • 法人化
  • 入江が7月「アサヒ・アートスクエア」運営委員に就任(2011年7月から2016年3月の閉館まで)
2012年
  • アサヒ・アート・フェスティバル2012 AAF学校「わたしたちのアーカイヴ」のモデレーターを入江が務める(主催:AAFネットワーク実行委員会)
  • 『地域を変えるソフトパワー — アートプロジェクトがつなぐ 人の知恵、まちの経験』(青幻舎)の制作を担当
2013年 「Filaments Orchestra」(世田谷パブリックシアター)主催・企画制作
2015年 「アーツカウンシル東京」ウェブサイト制作・運用(〜現在)
2018年 美術家の加藤泉氏と共に「Potziland Records」(ポッチランドレコード)を設立・運営(〜現在)
2020年
  • 映像部門を立ち上げる
  • 「TURNミーティング」映像配信・映像制作(〜2021年)
2021年 「Variations On a Silence ― リサイクル工場の現代芸術」のアーカイブプロジェクトを始める
SETENV掲示板(2000〜2016年)