Variations on a Silence——リサイクル工場の現代芸術/Project for a Recycling Plant アーカイヴプロジェクトのウェブサイト
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森田薫

本展覧会に私は作品制作補助と運営のボランティアとして参加しました。会期中、特に記憶に残っているのがマークレー氏による作品の音です。使用済み電化製品の音がサンプリングされ、音楽作品となってリーテム工場内に響いていました。「使用済み電化製品」の役割や意味づけをさらに固定化する「リサイクル工場」という場で、それらを引き剝がし変換する作品、特にその音と場の意味が交差する体験は今でも忘れられません。

森田薫 公共ホール職員