SETENVが長年関わっている、アートマネジメント総合情報サイト「ネットTAM」において、昨年に引き続き、TAMスタジオ2024 連続ゼミナール 「ここからはじめるアートマネジメント」を開催することになりました。

*TAMスタジオは今回で3回目。これまでについてはこちらのページをご覧ください。
https://www.nettam.jp/studio/2023/
https://www.nettam.jp/studio/2022/

左から、トークセッションゲストの林曉甫さん、奥山理子さん、ファシリテーターの野田智子さん。
画像提供:ネットTAM運営事務局

今回のファシリテーターは前回に引き続き、野田智子さんです。

野田智子[アートマネージャー/Twelve Inc.取締役]
1983年岐阜県生まれ、京都府在住。2020年よりアートマネジメントとメディアプロデュースを軸にしたアーツプロダクション「Twelve Inc.」を設立し、生活と地続きでアートの環境創造とアーティストとの協働を行う。アーティストコレクティヴ「Nadegata Instant Party」メンバー。これまで現代美術作品の販売、国際美術展の広報等を経験したのち、2013年〜2019年アートマネジメントを専門とした個人事務所「一本木プロダクション」を主宰。2015年〜2017年Minatomachi Art Table, Nagoya[MAT, Nagoya]共同ディレクター。2018年〜2019年「あいちトリエンナーレ2019」ラーニングセクションマネジメント、2021年〜国際芸術祭「あいち」ラーニングコーディネーター。2023年より名古屋城を舞台にしたアートプロジェクト「アートサイト名古屋城」のプロデューサーをつとめる。2020年〜関西学院大学非常勤講師。

詳細については、こちらのページをご覧ください。
https://www.nettam.jp/studio/tam-studio-2024/

参加費:4,000円(税込・視察参加費込)
※交通費・宿泊費は自己負担となります

募集人数:20名程度
※応募者多数の場合は人数に上限を設けさせていただく場合があります。

対象:アートマネジメントに興味のある専門学校生、大学生、大学院生
※専攻は問いません

参加条件:

  1. 基本的に全プログラム参加できる方
  2. 申込フォームにある次の2つの質問に回答した方
    (1)参加しようと思った理由を教えてください。
    (2)なぜアートに興味があるのか教えてください。

申込方法:
下記URLよりお申込みください。
https://pro.form-mailer.jp/fms/c1dbd28e313890

申込締切:2024年6月30日(日)

2024年8月から2025年3月まで、リアルとオンラインを組み合わせたプログラム構成です。
リアルでは、2回のトークセッションと、2回の現場視察を開催します。
第1回トークセッション「復興するまちで人びとの暮らしをつなぐ」の
ゲストは林曉甫さん、第2回トークセッション「表現とともに社会をほぐす」のゲストは奥山理子さんです。

林 曉甫[NPO法人インビジブル 理事長/マネージング・ディレクター]
1984年東京都生まれ。立命館アジア太平洋大学卒業。在学中よりNPO法人BEPPU PROJECTの活動に携わり、公共空間や商業施設などでアートプロジェクトの企画運営を担当。2013年に退職し、2015年にNPO法人インビジブルを設立。別府現代芸術フェスティバル2012「混浴温泉世界」事務局長(別府、2012)、鳥取藝住祭総合ディレクター(鳥取、2014, 2015)、Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島 キュレーター(横須賀、2019)、MIND TRAIL 奥大和 心のなかの美術館 キュレーター(奈良、2020)、女子美術大学非常勤講師(東京、2017〜2022)

奥山 理子[みずのき美術館キュレーター、SW/ACディレクター]
京都府京都市出身。母が、絵画活動で注目された社会福祉法人松花苑みずのきの施設長に就任したことに伴い、12歳より休日をみずのきで過ごす。2007年以降の同法人主催のアートプロジェクトや、農園活動にボランティアで従事した後、2012年、みずのき美術館の立ち上げに携わり、以降企画運営を担う。2万点を越える所蔵作品のアーカイブ、アール・ブリュットの考察、社会的支援を必要とする人たちとのアートプロジェクトなど、企画は多岐に渡る。アーツカウンシル東京「TURN」コーディネーター(2015-2018)、東京藝術大学特任研究員(2018)を経て、2019年より、HAPSの「文化芸術による共生社会実現に向けた基盤づくり事業」に参画し、2020年、相談事業「Social Work / Art Conference(SW/AC)」ディレクターに就任。東京藝術大学Diversity on the Arts Project非常勤講師。京都芸術大学大学院文化デザイン・芸術教育領域非常勤講師。
京都市芸術新人賞受賞(2024)。

昨年のTAMスタジオでは、野田さんのファシリテートが素晴らしく、ゲストの戸舘正史さんや堀切春水さん、参加者のみなさんから、私自身も大きな刺激を受けました
今回もとても充実した内容になっていますので、気になっている専門学校生、大学生、大学院生の方はぜひご検討ください。強くおすすめいたします。(入江)